中学生たちは、この学習で様々な力を身につけました。それは目に見える力ではありません。またABCや数値を付けることができるものでもありません。ここにポートフォリオを活かした評価が生きます。彼らは、あつく膨らんだ自分のポートフォリオをはじめのページから一枚、一枚めくり、自分の成長をうれしそうに自分自身で見いだしました。それを一枚のシートに箇条書きで書きました。それが成長エントリーです。
中学生たちの成長エントリーをご紹介します。
ケイタイマニュアルを作成しよりよい情報社会を実現しよう! 〜人々を危険から守り利用者の役に立とう! |
30人の中学生たちの「成長エントリー」より |
『情報をネットから使わなくなった、行動の重要性がわかった!』 『いろいろな種類の情報に触れることで重さの違いが分かった。』 『インターネットは軽い。新聞は重い。直接きくインタビューはさらに重い。』 『以前は適当に資料を集めてまとめるだけだったけだったが、今は適切な情報のみを集め、自分で考えられるようになった。』 『ある情報があるとしても、それをすぐ信じずに本人に確かめたり、その情報を扱っている場所に電話してみたり実際にあって聞いてみたりするようになった。』 『情報の鮮度への考え方がもてた』 『メディア比較をしてそれぞれの特徴がわかり確かさを見極められるようになった』 『インタビューに"行く"だけが目的にならないようにしたこと』 『調べる前に予想をしっかり立てること』 『何を何のためにするのか、はっきりしてから行動出来るようになった』 『物事を裏付ける資料を活用する力』 『調べて終わらないで、その情報から考える力 』 『わからない問題をどんどん解決していったこと』 『自分から動かないとダメだと実感した』 『目標をたててその実行に向けて頑張ることができた。』 『ゴールへ向けて全力投球したこと』 『質問しにいく時に話しがそれないようにがんばった』 『何回も何回もプレゼンテーションを繰り返していくとだんだんよい発表になった』 『テーマからゴールまでの道のりをしっかりと考えることが大事と気づいた』 『テーマとゴールを明確にすることの重要性がわかった。』 『テーマとゴールがいかに大切かということを知った』 『自分のテーマとゴールを見失わなくなった』 『調べているうちにずれてきたりしたらすぐテーマを再確認する』 『他人と話せるようになった。』 『外にでて、いろいろやる難しさ(社会の難しさ、厳しさ)がよくわかった』 『失敗しても何とかしようとするねばり強さと根性がついたとおもう』 『努力しようとする力』 『インターネットだけでなく、インタビューやアンケートをして”自分たちで調べた!”と言える情報を集めることができたこと』 『ちゃんと根拠をつけて結論を出すようになった。』 『良い点と悪い点をみつけ、それを良い点が多いものにしていく力』 『貢献する意欲。これが役に立てたらすごいな、と思って頑張れると知った』 『どうすれば“人の役に立てる事ができるか”が分かった。』 『自分&世の中の人のためになりたい!とおもうようになった。』 『頭の別の使い方』 『発表の時、ただ調べたことをいうだけでなく疑問形なども入れ、問いかける!』 『調べた情報を根拠を証拠としてバンバン人に見せてアピールする力』 『根拠、論拠をはっきり言えるようになった』 『誰かが言っていることをちゃんとメモをとれるようになった』 『自分が何をしたらいいのか分かるようになった』 『インタビューするとき、簡単に引きさがらなくなった』 『ひとつのことに奥まで突っ込めるようになった』 『ただ人の発表を聞くのではなくいいなと思った部分は盗む(笑い)』 『自分の情報(発表内容)を相手に合わせて変化し、進化しさせ、有効 に対応するということ』 『メディアを比較していくうちに自分でもメディアについて深く考えた』 『前は調べて、その資料をみんなに言って終わりだったけど今は調べて後、自分の意見をもったり、発展できるようになった』 『積極的に何かをしようと行動できるようになった』 『"自分から"が意識できるようになった(アポをとったり)』 『子どもあつかいしない大人がいると気づいた』 『人に感謝する力(礼儀)』 『自己評価力!』 『自分たちだけで新しいことを導き出せた』 『このプロジェクトに入ってよかったと思えた』 『ポートフォリオのおもしろさと、大変さと、素晴らしさ』 |