■ 「メディアリテラシー授業」をはじめようとおもう先生へ

     【どうぞ大切にして欲しいこと!】

「与えられた学びからの脱皮!」

「テレビを観察する」ここからスタートするテレビメディアリテラシー。

それは、このホームページをみればメディアリテラシー

意外に簡単にはじめられると感じるとおもいます。

しかし私たちが一番大切にしてきたことをぜひ、みなさんにも大切にしていただきたいと願います、それは常に常に、子どもの「意志」を大切にしてきたということです。

未来教育のキーは、「与えられた学びからの脱皮!」なのですから。

このテレビプロジェクトにおいて

今回、子どもに「〜〜させた、」という気でしたことはありません。
今回、子どもは、「あるなかから、選ぶだけ」というようなこともありませんでした。
今回、子ども達の中から、テーマもゴールも生まれました。
今回、子ども達自身の考えたテーマを生かしチームが生まれました。
今回、テーマもゴールもチーム決めも私たち大人がかってに決めたことは一つもあり
ません。

テーマをいくつか事前に私たちおとながきめて、そこから子ども達が選んだのではないのです。

私たちが提供したのは、

 『21世紀のテレビはこうなってほしい〜私たちの願い〜』

     というおおきなビジョンです。

そこから以後は、すべて、すべて、子ども達からでたことです。




「何のために何をやりとげようとしているのか!」

プロジェクトのノウハウとポートフォリオを生かしながら、

鈴木敏恵が考えた未来教育のストラテジーを駆使して今日にいたりました。

いまここでお伝えしたいのは、

チームや各自のテーマやゴールは子ども自身の「意志」を!ということです。

では、どうしたら「意志」が宿るようになるのか?

それが未来教育のキーといえるでしょう。

それもおってみなさんにお伝えしていきたいとおもいます。

いずれにしても子ども自身に、「何のために何をやりとげようとしているのか!」、

この自覚のないメディアリテラシーなら、むしろしないことを私は選ぶでしょう。

メディアリテラシーであれ、どんなことをする「総合的な学習」であれ、

子どもが「何のために何をやりとげようとしているのか!」を

考えていないようなら、それは真の血や肉にならないと私はおもいます。

そのためには、まずは、チームや各自のテーマやゴールは子ども自身の「意志」

を尊重することをすごく大事にということだけです。

それはけっして無策で迎えるものではありません。

むしろしたたかなストラテジーに満ちています。