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■プロジェクト学習ですすめよう!■
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◆鈴木敏恵自身もプロジェクトですすめる!
さて、私は先生方に未来教育やポートフォリオの講演を日々日本
全国の先生方へさせていただいているわけですが、「じゃあ、実際
に鈴木敏恵が授業をしたらどうなんだ?!」ということに我ながら
関心があります。これが意外にいいかんじ!しかしそれもこれもこ
の学校の担任の先生や「総合的な学習」な学習担当の先生方が支え
てくださればこそであることはまぎれもない事実です。
とにかく、「理念やノウハウを提唱するだけでなく、実際に子ど
も達と会い、関係を築きながらひとつずつ鈴木敏恵自身がやってみ
られる!」これは力です、私にとって。大変に意味深く経験させて
いただいています。ありがたいことです。
例えば、どう総合的な学習をすすめていくのか?ということ。
そう、私自身もやはり自分でデザインした以下のプロジェクトの
展開を基軸としています。
<テーマ(夢)>
↓
<計 画>
↓
<情 報>
↓
<製 作>
↓
<プレゼン>
◆IT時代に必要な「プロジェクト学習」
総合的な学習の評価として話題の「ポートフォリオ」。しかし新しい時代に必要な
新しい学習デザインの構想があってこその新しい評価だ…ここに「プロジェクト学習」が生きる。
インターネットの普及はこれまで仕事のやり方や生活、価値観までも大きく変化さ
せている、新しい時代、そこではこれまでの事例や雛形は意味を持たず、正解は一つ
という概念さえなくなるだろう。その時、子供達に必要な力は、変化への対応力=「
コンピテンシー(目的意識を持ち、自分の頭で考え、解決方法を生みだす能力をいう
)」だ。それは、教科書や先生から教えられるものではない。ここにプロジェクト学
習の必然性がある。それは、自分で<目標>をたて、ゴールをイメージし、到達する
ための<計画>を自分で考え、必要な情報を得ながら目標を達成していく、その一連
のプロセスで成長していく.....という未来型の教育だ。 参照http://www02.so-net
.ne.jp/~s-toshie/
では、ポートフォリオについてはどうか?
もちろん!ポートフォリオがなければ始まりません。こどもにとっても教師にとって
も鈴木敏恵にとっても確実な事実の積み重ね、プロジェクト進行の事実の証拠が積み
重なっている軌跡のファイル、ポートフォリオは毎回の時間に不可欠なよりどころです。
とにかく
そう...たしかに「総合的な学習の時間」がいかにいそがしいか
がよくわかります。とにかくここだけのはなし、子ども達に、廊下
を走っちゃダメなんていえません、私もほかの先生方も忙しくて時
間が惜しくてついつい廊下を走ってしまいます。いろいろ工夫しよ
うとおもえば思うほど時間も人手も足りません。またこの学校のよ
うに総合的な学習の時間担当の先生がちゃんと学校においでになる
こと、これも絶対に必要でしょう。いまのままの人での配分と役割
充填では学校がいろいろなことをはじめるにはたりませんこれは確
かです。私自身、今回、学校に朝から晩までしょっちゅういさせて
いただきしみじみ先生方の仕事の大変さを実感。その上もちろん、
「総合的な学習」だけしている訳じゃないんですから!。ほんと先
生ってえらい!
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