朝から晩まで、高農の牛舎に テレビ会議システムとデジタル ビデオカメラを持ち込み加茂 小学校に映像をくり続けまし た。 加茂小学校では、多目的ホー ルにテレビ会議システムにビ デオプロジェクターを接続し、大 型スクリーンに1日中写し続け ました。 加茂小学校の子どもたちは、 休憩時間や放課後になるとス クリーンの前に集まり約200 km離れた岡山県の高松農業 高校の牛舎に開かれた「窓」を 通して牛の様子を観察し続け ました。 |
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学校インターネットとは | ||
学校インターネットは次の3つの事業から成り立っている。 @学校インターネット1「先進的教育用ネット ワークモデル地域事業」 A学校インターネット2「マルチメディア活用 学校間連携推進事業」 B学校インターネット3「次世代IT活用未来型 教育研究開発事業」 【プロジェクトの概要】 この事業は、地域の教育センター等を中心として、域内の学校を高速回線で接続し、地域の教育用ネットワークをモデル的に形成して、 ネットワークを活用した教育方法等に関する以下のような先導的な研究開発を行うことを目的としている。 <次世代IT事業> @児童生徒の情報活用能力の育成 AITによる分かりやすく児童生徒の興味・関 心を高める授業の実現 BIT活用による「自ら学ぶ力」の育成や個に 応じた教育の実現 CIT活用による学校と地域との連携や開かれた 学校の実現等 <先進的モデル事業> @ネットワークを活用した児童生徒の様々な学 習活動・交流活動の在り方 Aネットワークを活用した教員研修、教材等の 情報交換・提供システム等の在り方 B教育用ネットワークの形成・運用の在り方 C地域教育用ネットワークの利用をより効果的 に行うためのインターフェースやデータベー スの開発 <学校間連携事業> @テレビ会議システムによる遠隔授業の実施と これを用いた指導方法に係る研究 A動画像の送受信などインターネットを活用し た共同学習・交流学習の実施とこれを用いた 指導方法に係る研究 Bテレビ会議システム等によるインターンシッ プや体験授業など進路指導の支援 「先進的教育用ネットワークモデル地域事業」では全国で30地域、1075校、「マルチメディア活用学校間連携推進事業」は全国で25地域、 600校、「次世代ITを活用した未来型教育研究開発事業」は全国で64地域、1540校の学校が参加している。なお、学校インターネット3では 1500校のほとんどのアクセス回線を光ファイバー(デジタル高速広域LANまたはデジタル専用線)で地域ネットワークセンターに接続してい る。(一部CATV回線を利用)各地域においては研究拠点のホームページを開設し、教育素材のデータベースなどを構築して、これを教育に活 用している。なお、両事業は文部科学省と総務省の共同事業であり、認可法人である通信・放送機構(TAO)に委託して実施するものである。 |